加奈子<みさき

永井先生の動画に影響され、久々にパチパラ13を引っ張り出して遊んでいます。
PS4? そんなもの知らんがな。時代はPS2や!
永井先生&ひろくんのプレイは終始ネタ選択肢やギャグ寄りで進行していたので気付きませんでしたが、
パチパラ13、けっこうストーリー、サブストーリーもよくできているんですよね。
特に、前から気になっていた攻略可能キャラ「加奈子」。これ、正直プレイするんじゃなかったと後悔しています。
なんで……って、そりゃネタバレになるのであまり言いたくありませんが、悲しいからですよ。

以下、ネタバレ。
主人公の同級生、桜子の親父が入院した病院に、これまた主人公の同級生の「加奈子」が入院している。
話を進めると、どうやら重い病気を患っているようだ。
加奈子は主人公に「友達に借りているものがあるから返して欲しい」と言う。
すべて返すと、今度はお花見に行きたいと言う。
「桜、綺麗だね」「来年も見たいね」などと、たわいのない会話の中に、ひと時の幸せを感じるふたり。


その後、退院できるようになって学校にも戻れるようになったから、一緒に学校に行ってほしいと頼まれる。それも、制服姿で。
加奈子は主人公と同じ18歳であるが、病気で入院していたため、今も高校一年生なのだ。
加奈子も制服。主人公も制服。何だか学校に通っていた時のことを思いだし、甘酸っぱい雰囲気に。
その時、いきなり加奈子が「先輩、好きです。付き合ってください」などと告白をしてくる。←もちろん、演技であるがここで私は少し泣いた。
「私が学校に通ってたら、こんな告白もできたのかな」などとしんみりな状態に。
そこで、加奈子は嘘をついていたことを明かす。その嘘は、学校に戻れると言うこと。実はもう一生戻れないらしい。←またここで泣いた。


その後、病院にお見舞いに行ったら、加奈子が病室から抜け出してしまったと言う。
主人公が向かった先は、先日お花見をした公園。
加奈子は「来てくれたんだね」「もっと早く君と会いたかった」「私のこと、忘れないでね」と怒涛の泣き節。
ひと通り会話が終わると、加奈子は力なく目を閉じ、主人公の肩に身を寄せてきたのだった――。


加奈子の死後、加奈子の病室のベッドを調べると「冷たいベッドだ」だけのメッセージ。
これ、反則ですよね…。私はここで号泣ですよ。
パチパラってけっこうギャグゲー・バカゲーの印象が強かったのですが、しっかりしたゲームなんだよなぁ…。
クソッ! 加奈子は一生私の中で生き続けるぞ!

ちなみに、この後みさきちゃん(巫女)と付き合いました。