この美

最近あまりアニメを視聴する機会がなかったのですが、溜め撮りしていたものを徐々に消化しています。
その中でも「この美術部には問題がある!」は群を抜く面白さでした。

いわゆる学園モノの、その中の美術部内でのラブコメディですが、話もキャラクターも実に上手くかみ合っていた。
一般的に美術部と言えば、他の部活動と違って地味なイメージを持ちます。これは遠からず正しい。
だってストーリーは、普通の人だったら見過ごしてしまう程の小さなものだから。
しかし、宇佐美さんや内巻くん、コレット、部長、伊万里と言う個性的なキャラクターが、
もともとあった小さなもの(問題)を大きく(大問題に)見せて、視聴者を驚かす。そんな展開です。
後は、見ていて少し胸が痛くなりました。
なんだか、青春の偶像劇を見ているような気がして。
私も過去にああいう立ち位置にはいたと思いますが、きっと見過ごしていたのかもしれませんね、小さな問題たちを。


PS 私はアニメから入った派なので、今度は原作追いかけてみましょうかね。