閃の軌跡2終章クリア記念雑記

閃の軌跡2、めでたく(?)終章までクリアしました。
まだ外伝等が残っているので、まだ一周目の完全クリアとはいきませんが、ひとまず折り返し地点です。


さて、終章までの感想としては。
ストーリー展開は前作以上におかしくなっていますね。
前作で死んだと思っていたオズボーンが何事もなかったかのように復活。
何だかこういう展開を見せられると、今作終章で死んだク〇ウも、次回であっさり復活するんじゃないかなと思いました。
ゲーム内で人が亡くなる展開は凄く心に響くものがあるんですが、これでは逆に興ざめですよね。
例えば・・・大切な人が死んだ!→クソが!仇を討ってやる!→仇を討ったぞ!→大切な人は実は死んでなかった!
あれ?今までの俺の頑張りは何だったのだろう?と言うことになります。
リィン自身もオズボーンに対し、ク〇ウの人生は何だったんだ!と問うてますしね。自虐かと思いました。


戦闘(特にボス戦)は本当に酷かった。
苦労してボスを倒す→なかなかやるな、では本気と行こうか!(復活)→ええっ!?もう動けないよ・・・。
みたいな展開が続き、ピンチの時になって味方が駆けつけます。何とか間に合ったようだな!と。
やっつけたボスが軽々しく復活してウンザリしますね。ナムコ×カプコンを思い出しました。
敵が一番輝くのは死んだ時だと言うのに、しぶとく生き残る。
しかも強くなる・・・みたいな展開は止めた方がいいですね。わずらわしいです。


また、最終章のボスは凶悪です。
アーツや攻撃を喰らうとほぼ即死なので、
補助キャラが必死にアダマスシールドとクレセントミラーをする「しか」道がないんです。
攻撃キャラ2人、補助キャラ2人で、やることが限られてくる。
しかもどこかに穴が開いたら(誰かが死んだら)ほぼ終了と言うパターン。
ちなみにラスボスの2戦目で4回、土を着けさせられました。途中で嫌になりましたが、何とか倒しましたよ・・・。


カレイジャスの扱いについて・・・。
帝国全土に散らばるトールズの生徒を集めて、カレイジャスに乗員させる展開はまぁ悪くないとしても、
一般の「学生」に戦艦を預ける展開は正直開いた口が塞がりませんでした・・・。
しかも、一般の生徒が操縦士や通信士みたいなことをやってるし。
トマス教官が加わるまで、実質学生だけで戦艦を動かしていたってことになりますものね。ありえん。
アンゼリカも実は船が操縦できるとかご都合主義ここに極まれりって感じですよね。
前作は実習のために鉄道を使って、のんびり目的地へって展開は好きでしたが、今作はなぁ・・・。感動も何もない。


トールドの良心、トワ会長も今回は戦闘キャラに参加すると言うことでワクテカでしたが、
初戦は何とトールズの生徒たちを相手にすると言う無謀っぷり。
生徒会長が生徒に手を出しちゃまずいでしょ・・・さすがに・・・。


まぁ今回はうっかり使うのを忘れてしまいましたが。


あまりいい評価が出てこないで恐縮ですが、戦闘についてはなかなか頭を使いますし、
いいものを持っていると思うのですが・・・いかんせん、ストーリーが酷過ぎて何とも・・・。
キャラも増えすぎているせいか、全然統一されていない。生かしきれていない。
ガイウスとかエリオットとかいる意味あったのだろうか?風のように忘れ去られてしまうなんて気の毒すぎるだろう・・・。


それでもDLCのラウラの衣装2は良かった。それだけ。


総評としては。
印象に残らないゲームでした。がっかりの一言です。